_
旧中山道に面して、金生山石灰石鉱山がある。付近は「化石」の採集ができ、その道のマニアには有名なところだ。
_
石灰石を焼く白い煙がたなびく。活気があるように見えるが、レールは錆び付いて列車が走った形跡はない。
_
昼飯線を進むほどに、廃墟の様相を呈してくる。このあたりの鉱山施設は廃棄されて久しいのであろうか。
_
垂れ込めた雲から雨粒が落ちてきた。暗澹たる光景である、。
_
昼飯線の終点には、うち捨てられた貨車が並んでいた。発車合図を待ち続ける幽霊列車のようだ。
_
_
鉱山施設に入り込んだ線路にも、朽ち果てた貨車の姿が。倉庫からはナローのトロッコ軌道が出てきているが、土に埋もれている。
_
昼飯地区は決してゴーストタウンではない。そのような光景ばかり撮影したのである。
金生山石灰石鉱山の露天掘り。ダンプトラックは石灰石を積んでそのままセメント工場へ直行する。鉄道の出番はないわけだ。
_
金生山に建つ古びた館。写真右はセメント工場。ちょっと見にくいが中央部を市橋線が横切っているのがわかる。手前の道路はダンプ街道で、恐ろしくて近づけない。